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第23期(2024年度)国内向け助成

【募集団体】認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金

助成対象

一般

高木基金にはじめて応募する、あるいは高木基金から過去に1回、助成を受けた実績のある個人・グループ。

助成金額:100万円

継続

高木基金から2回以上の助成を受けた実績のある個人・グループ。

助成金額:原則として50万円、最大100万円

助成対象の考え方

・グループ・団体での応募の場合、法人格等の制限はありません。任意団体や一般の市民グループも助成の対象となります。

・大学や研究機関などに所属し、科学研究費などの獲得が可能な方からの応募も受け付けますが、選考に際しては、そのような研究費等の獲得が難しい課題の応募を優先します。

・2021年度までは、「若手研究支援枠」を別に設定していましたが、今回の募集では、若手研究者の助成応募は一般枠一括して受け付けます。若い世代の方からの応募については、調査計画等に荒削りな点があっても、将来にわたり「市民科学」を実践していこうとする意欲と姿勢を重視します。

「市民科学」の考え方と助成のテーマ性・助成選考の視点

・ 近年、「市民科学」という言葉は幅広い意味で使われており、市民参加による環境・社会調査などを一般的に「市民科学」と称することもあるようですが、高木基金の考える「市民科学」は、より明確な問題意識に基づいています。高木基金は、現代の科学技術や公共政策が、市民社会や地球環境の脅威となっているような問題について、市民と不安を共有し、行政や企業の利害とは独立の立場から、批判的に検証することを通じて、問題の解明を試み、解決への道筋を探るような取り組みを「市民科学」と位置づけ、この考え方に沿う調査研究を助成対象とします。

・ 特に、現代における科学技術や公共政策の選択が、限られた地球資源の浪費・喪失や汚染物質の排出などで、将来の世代に大きな負担をもたらすという世代間倫理の視点を重視します。

・「市民科学」の考え方に基づくものであれば、調査研究のテーマは限定しません。

・まだ社会的に注目されていない問題について、問題そのものを浮き彫りにするような応募を歓迎します。調査研究体制や方法等に不十分な点がある場合も、下記の「事前相談」で対応します。

・ 助成選考においては、今回応募の調査研究に限らず、将来にわたり、「市民科学」を実践していこうとする意欲と姿勢を重視します。

・『市民科学者として生きる』(岩波新書)などの著作を読み、高木仁三郎の目指した「市民科学」への理解を深めた上で応募してください。過去の助成実績についても、高木基金のウェブサイトに掲載していますので参考にしてください。

助成対象期間

・原則として2024年8月~2025年7月の間に実施される調査研究を対象とします。

・3年程度の長期的な計画に基づいて調査研究を実施するものも助成の対象とします。

 その場合は、全体の計画とともに当初の1年間の調査研究計画を示してください(助成選考は1年ごとに行います)。

受付期間

~ 2024年5月10日(金曜日) 午後9時

詳しくはこちらをご覧ください

お問い合わせ先

認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金

事務局E-mailアドレス:info★takagifund.org [★を@に変えてください]