四国山地のツキノワグマは、環境省レッドデータブック2014に「絶滅のおそれのある地域個体群」として

掲載されており、徳島県と高知県にまたがる剣山地及びその周辺に生息しています。

生息頭数は1996年時点で50頭未満と推測され、四国全域で狩猟禁止措置が取られてきました。

しかし、近年の調査では十数頭しか確認されておらず、生息状況は改善されていません。絶滅の危険性は極めて

高いと考えられます。

そこで、今回のシンポジウムでは四国のツキノワグマの現状を広く紹介し、四国のツキノワグマ保護について

考えたいと思います。

プログラム

1.開会のあいさつ

2.日本のツキノワグマの状況

3.四国のツキノワグマの状況

4.絶滅か？石鎚山系のツキノワグマ

5.保護に向けた取り組み-四国のツキノワグマを知る-

6.パネルディスカッション「四国のツキノワグマ保護について」

7.閉会のあいさつ

2016年6月25日(土)　13：00～16：15

高知市文化プラザかるぽーと１１階　高知市立中央公民館大講義室 (高知県高知市九反田2番1号)

無料(事前申し込むは必要ありません)